借金問題について
回避すべき借金問題
ライフスタイルの変化（結婚や出産、病気やケガ、転職など）により収入と支出のバランスが崩れ、お金を借りる方も少なくないと思います。また、急な出費が重なったり、クレジットカードでのショッピングを繰り返し、いつの間にか多額の借金を抱えてしまったりすることもあると思います。
返済のため生活が困窮してしまう、返すためのお金を作出するために無理をしてしまう、返済のための借り入れをする、そういったことは避けなければなりません。
借金の返済で苦しんでいる方、借金の返済に困難が予想される方は、どのように借金を整理していったらよいか一度弁護士にご相談ください。
借金整理の手続きとは
借金の整理の方法として、「破産」を聞いたことがある人は多いと思います。破産手続きは、手続き開始時の財産を債権者に分配し、あわせて裁判所から返済をしなくてよいとの許可が受けられる（これを免責といいます）手続きのことをいいます。
そのほか、各債権者と交渉して返済の見直しを行う「任意整理」、裁判所において債権者と返済方法について話し合う「特定調停」、債権者の同意を得て、借金を圧縮して返済計画に従った返済を行う「民事再生」という手続きがあります。
どの手続きをとるべき？
上記のうち、どの手続きを取ればいいかは事案によって異なります。住宅ローンが残っている場合や手放したくない資産がある場合は「民事再生」を利用するメリットが大きいです。
負債が多く「民事再生」でも返済の見通しが立たない場合には「破産」を選択せざるを得ないかもしれません。弁護士にご相談いただければ、取り得る手続きについてメリット・デメリットを含めてお答えします。
債権者から提訴されたら？
支払いが滞り、債権者から訴訟を提起された場合は、裁判所から通知が届きます。通知が届いたら裁判が始まる前に必ず弁護士にご相談ください。
裁判の判決が確定した後にご相談に来られる方もいらっしゃいますが、判決が確定してしまうと、その時に主張できたことが主張できなくなり、回避できた負担を抱えることになってしまうかもしれません。そのようなことがないよう、必ず裁判が始まる前に弁護士にご相談ください。
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